お体が不自由になると、外食に行ってもストレスになることがないですか?
私は、外食に行ってもお皿が重くて持ちにくく、悲しい思いを何度もしてきました。
私のようなお体が不自由な方も外食をしたときに、以下のような思いをしているのではないでしょうか?
- お箸が持ちにくい
- コップが重くて持てない
- お皿が持ちにくい
- 外食がストレスで楽しくなくなった!
ということで、何を工夫して持参したら外食がスムーズに楽しい時間になるのか、考えてみました。
実際に体験して厳選した便利グッズを紹介していますので、お役に立てるかと思います。
便利グッズを持参して外食を楽しみましょうね。
お体の不自由な方が外食時にあったら便利なグッズ6選
この3年間,試行錯誤して以下のグッズを持っていくと、外食がスムーズに出来るようになりました。
お体の不自由な方が外食時に便利なグッズは以下の6個です。
- 使い慣れたお箸
- 使い慣れたスプーンとフォーク
- 紙皿
- 使い捨てコップとストロー
- 楽のみ
- 保存バッグ
さっそく、外食時の便利グッズを紹介していきますね。
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お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズ①使い慣れたお箸
まず、最初に外食に行って一番使用するのはお箸ですよね。
外食時のお箸について以下の順に説明しますね。
- 私がおすすめするお箸
- 飲食店のお箸が使いにくい理由
- 割りばしの利用を控える法的根拠
外食時に便利な私がおすすめするお箸
私は、自分が使用しやすいお箸を持っていくようにしています。
私のおすすめなお箸は、コンビニのお弁当か、ホットモットのお弁当の割りばしです。
私は手の力が弱いので、お箸が使用しにくい時もありますが、自分が使い慣れたお箸があれば使用できることあります。
こちらの割りばしは、軽くて長さもちょうど良く、食べ物を挟んだ時に落ちにくいですね。
重さは、6.7g 長さは19cmです。
では、飲食店のお箸が使いにくいのには、どのよう理由があるのでしょうか?
理由を見ていきましょう。
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飲食店のお箸が使用しにくい理由
飲食店によっては、お体が不自由な方にとって使用しにくいお箸である場合がありますよね。
使用しにくい理由は以下の4つです。
- 焼肉屋のお箸が金属製であることがある。
- お箸の長さが長く使用しにくい。
- お箸が滑りやすい。
- お箸が重い。
このように、お店で出されたお箸が使用しにくければ、結局食事がスムーズに出来ないのでストレスになりますよね。
割りばしだと使用しやすいのですが、最近は割りばしを見る機会が減ってきました。
少し話がそれますが、割りばしの使用は何か規制がされているのでしょうか?
法的根拠があるのか調べてみました。
割りばしの利用を控える法的根拠
近年は環境保護のため、割りばしの使用を減らそうという流れになっています。
環境省から以下のような政策が掲げられています。
(廃棄物減量等推進員)
第五条の八 市町村は、社会的信望があり、かつ、一般廃棄物の適正な処理に熱意と識見を有する者のうちから、廃棄物減量等推進員を委嘱する
ことができる。
2廃棄物減量等推進員は、一般廃棄物の減量のための市町村の施策への協力その他の活動を行う。
出典:環境省
廃棄物減量等推進員の活動の中には、以下のような活動内容が含まれます。
(1)排出抑制の推進
〇ごみとなるものを家に持ち込まない生活を自ら実践する。
〇買い物にエコバッグを率先して使用する。
〇紙コップや割り箸等の使い捨てのものの使用を控える。
〇食べ残し等のない生活を心がける。
〇修理をして長く使う等ものを大切にする生活を心がける。
〇フリーマーケット等の利用あるいは開催に協力する。
〇以上の取組を市民にも広めるよう努める。
出典:環境省ー「排出抑制及び再使用について」参考資料集
環境保護の観点からはとても重要なことですよね。
私は使用した割りばしは、何回も洗って再利用しています。
以外に長持ちしますよ。
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お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズ②使い慣れたスプーンとフォーク
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズの2番目は、使い慣れたスプーンとフォークです。
外食に行くとスプーンやフォークを使用する機会がありますよね。
外食時のスプーンとフォークについて以下の順に説明していきますね。
- 私がおすすめするスプーンとフォーク
- 飲食店のスプーンとフォークが使いにくい理由
外食時に便利な私がおすすめするスプーンとフォーク
外食時には、割りばし同様スプーンとフォークも持参しています。
おすすめなのは、スプーンはホームセンターやコンビニでも売っているプラスチックのスプーン。フォークは小さな金属製のフォークです。
プラスチックスプーンは軽くて、意外にちょうどよい長さです。割りばしより使用頻度が多いかもしれません。
以下のの食事を食べるときに便利ですよ。
- チャーハン、オムレツのご飯類
- プリンや茶わん蒸し
軽いので持参するのにも重さが気になりませんし、食事がスムーズに出来ますよ。
プラスチックのフォークを使用してみたのですが、弾力があるようなお肉などは食材にフォークが負けしまい、刺すことが事ができなかったことがありました。
フォークはプラスチックでなく、金属製のものを持参しています。
金属のフォークは食べ物にしっかり刺さるので、食べやすいですね。
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飲食店のスプーンとフォークが使いにくい理由
飲食店のスプーンとフォークが使用しにくい理由は以下の3つです。
- 重くて持てない
- 持ち手部分の形状が合わない
- スプーンとフォークのヘッドの大きさが大きくて口に入りにくい
お箸と同様飲食店で使用するスプーンとフォークは重いので、手に持つだけなら可能ですが、食事を口に運ぶのは難しいですね。
お体の具合によっては、特殊な形状の持ち手のスプーンとフォークが必要な方もいらっしゃいます。
また、口回りに障害がある方は、あまり口が開けられないことがあります。
なので、小さめの形状のスプーンとフォークが必要となります。
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズ③紙皿
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズの3番目は紙皿です。
紙皿について以下の順で紹介していきますね。
- 私がおすすめする紙皿
- 飲食店のお皿やお茶碗が使いにくい理由
外食時に便利な私がおすすめする紙皿
お箸とスプーンとフォークがそろっても、お皿やお茶碗が重かったら自分で持つことが出来ません。
自宅ではプラスチックやメラミンの食器を使用しています。
私がおすすめな紙皿は「カインズの麦ボウル340ml」です。
直径が10cmから12cmぐらいの大きさです。
少し深さがあった方が使用しやすいですね。
紙の材質は薄いものではなく、少し厚めの物をお勧めします。
紙の材質が薄いと焼肉などのたれを入れたときに、染み出てくる可能性がありますよね。
とても軽くて使用しやすいです。
定食などは、この紙皿に取り分けてご飯とおかずを一緒に入れて食べています。
また、使用したらそのまま廃棄してもらえばよいので、家に帰って洗う必要がないので便利ですよ。
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飲食店のお皿やお茶碗が使いにくい理由
飲食店のお皿やお茶碗が使いにくい理由は以下の点です。
- 陶器の食器であることが多いため、重くて持てない。
外食に行ってプラスチックの軽いお皿で食事が出てくることはありませんよね。
日本人にとって食事は味だけでなく、盛り付けや食器の見た目も楽しみたいものです。
ですので、陶器のお皿を使用している飲食店が多いですよね。
素敵な食器で食事したほうが楽しいのですが、そこは我慢して紙皿を使用しています。
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズ④使い捨てコップとストロー
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズの4番目は使い捨てコップとストローです。
使い捨てコップとストローについて以下の順番で紹介していきますね。
- 私がおすすめする使い捨てコップとストロー
- 飲食店の使い捨てコップが使いにくい理由
外食時に便利な私がおすすめする使い捨てコップとストロー
私が持参している使い捨てコップとストローは以下の物です。
使い捨てコップに、グラスに入った飲み物を少し分けてもらい飲んでいます。
こうすることで、飲み物の重さをかなり軽くすることが出来ます。
水分は思ったよりも重たいので、少しづつ使い捨てコップに飲み物を分ける工夫が必要になります。
また飲み物自体が軽くなれば飲み物をこぼす心配がないので、安心して食事が楽しめますよね。
さらにストローがあれば、なお飲みやすくなります。
ストローはできるだけ細い方が飲み物が吸いやすいです。
太いストローは口回りの筋力が必要なので、お体が不自由方にとっては使用しにくい傾向があります。
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飲食店のコップが使いにくい理由
飲食店のコップが使いにくい理由は以下の2点です。
- コップがガラス製の物が多いので重い。
- コップの直径が大きくて手で持ちきれない。
ほとんどの飲食店では冷たい飲み物は、ガラスのコップ、暖かい飲み物は、陶器の湯飲みで出されることが多いですよね。
手の筋力が弱いお体が不自由な方にとって、コップが重かったり、持ちにくい形態の物は、想像以上に持つのが難しいのです。
人間は食事をとることでもエネルギーを使います。
食事の器を手で持ち、お箸で食事を掴み、口まで運んで口を開けて食事を口の中に入れる。
さらに、噛んでかみ砕き、舌で呑み込みやすい形態を作り、のどの奥に運んでやっと飲み込みます。
とても細かい動きが連続する動作で、たくさんの筋肉を使うのです。
ですから、食べる行動のほうに体力をしっかり使えるように、工夫する必要があるのです。
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズ⑤楽のみ
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズの5番目は楽のみです。
楽のみについて以下の順で紹介しますね。
- 私がおすすめする楽のみ
- 楽のみの利点
外食時に便利な私がおすすめする楽のみ
私が外出の時に持参している楽のみです。
こちらの楽のみは蓋がしっかり閉まるので、傾けてもこぼれにくい構造になっています。
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外食時に便利な楽のみの利点
楽のみには、使い捨てコップとストローにはない利点があります。
楽のみの利点は以下の3点です。
- コップとストローが一体化している。
- 取っ手が付いている。
- 洗って何回も使用できる。
コップ部分とストローがセットになっているので、使い捨てコップとストローを別々に準備する必要がないですよね。
また楽のみに付属しているストローは、自由に曲がり、長いので口に運びやすいです。
さらに使い捨てコップになかった、取っ手が付いています。
コップの取っ手を持つことで、コップを安定して支えることが出来ます。
割りばしのところでご紹介したように、近年は使い捨ての物を控える傾向にあるので、楽のみを使用することで廃棄物を減らすことが出来ますよね。
ただし、外食から帰ってきて、楽のみを洗う作業はお体の負担になることがあるので、
使用しやすい方を使用する方法でよいと思います。
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お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズ⑥保存バッグ
お体の不自由な方が外食時に便利なおすすめグッズの6番目は保存バッグです。
保存バッグについて以下の順で説明しますね。
- 私がおすすめする保存バッグ
- 保存バッグの利用法
私がおすすめする保存バッグ
保存バッグも外食時には重宝しますね。
私がよく使用する保存バッグはイケアの「ISTAD イースタード」です。
- 28.5×41cm、6ℓ、15枚
- 27×34cm、4.5ℓ、15枚
- 299円
2種類のサイズがパックになっています。
この保存バッグはいろんなサイズがあって、結構丈夫なので使用しやすいですよね。
保存バッグの利用法
イケアの保存バッグに「外食用便利グッツ」を入れて、さらに予備として1~2枚もって外食に行きます。
外食中に体調が悪くなった時に、パンなどは保存バッグに入れて、持って帰ったりします。
また、使用した楽のみなどを保存バッグに入れれば、他の荷物を汚すことなく簡単に持って帰ることが出来ますよ。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、お体の不自由な方が外食時にあったら便利なグッズ6選をご紹介しました。
外食用便利グッズをまとめておきますね。
- 使い慣れたお箸
- 使い慣れたスプーンとフォーク
- 紙皿
- 使い捨てコップとストロー
- 楽のみ
- 保存バッグ
車椅子生活になっても、杖の生活になっても、たまにはお外で食事をとりたいですよね。
今回ご紹介した便利グッズをもって外食に行って、リフレッシュしましょう!